何気なく見ていたNHKの番組でやっていた“ギャザリング”。
これまでの寄せ植えの概念を覆す斬新な手法で、仕上がりの繊細さも華やかで素敵!
なにが違うかというと・・
【これまでの寄せ植え】
*鉢に対して植え込める苗の数が決まっている
*デザインの表現に限りがある
*植えこんですぐは綺麗ではない
*綺麗に育つまで数ヶ月待たなければいけない
【ギャザリング】
*根鉢を崩して小さな花束(ユニット)にして植えるので鉢に対してたくさんの苗を植えることができる
*初めから植物を交わらせて植えることができるのでより繊細な表現ができデザインの幅が無限
*植え込んだ時からもこもこでまるでフラワーアレンジメントのよう
*植えた時から美しく、その後もゆっくり成長し数ヶ月間美しさを保つ
要するに、ギャザリングとはそれぞれの苗を小分けにして、小さな花束を作り、寄せ集めるイメージです。
しかも土の代わりに“やしの実チップ”を使うので、手も汚れず、室内でもできそう!・・というわけで早速やってみました。
用意した花苗。
やしの実の繊維の中に、不織布を引き、チップを8分目まで。チップは洋ラン用のバークチップで代用。
水に浸した水苔。
急に始まった部屋での作業に、我が家の仔犬も興味津々ですが、気にせず進みます。
まずは株分け。ビオラとシロタエギクはできたけれど、他の苗が株分けできないことが判明(^^;)苗選びが最大のポイントといえそうです。
根土を落として、2〜3種類の苗をひとまとめにして(ユニット)、水苔をたっぷりと巻きます。
1つめのユニットを仮植えしたところ。
2つめのユニットも。自然な仕上がりが良い感じ。
完成!ちょっと苗が足りなかった!?もっとグリーンを足してもよかったなぁ・・と反省しつつ、ますます作りたくなりました。これからはギャザリング!
トップの画像はこちらを引用しました
http://87katanishi.jp/blog/ギャザリング寄せ植え講習会レポート/